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初心者でもメダカの繁殖に成功【卵の仕分け作業と稚魚の隔離】を詳しく解説

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丈夫で飼いやすく、熱帯魚に比べるとお金のかからないメダカの飼育。小学校の教室の片隅でもよく飼われています。

 

私はメダカの飼育については実は初心者で、カブトムシを飼育していた飼育ケースを使い、たった10匹のメダカで始めました。

それでも約3か月の間に50匹以上に増え、メダカの稚魚はすくすくと育っています。

メダカを飼育しているうちに不足している物も分かってきて、水槽や飼育に必要な物を買い揃えるように。

 

この記事では主に、メダカの繁殖に失敗しないための卵の仕分けと、稚魚を守るための隔離について詳しく書いていきます。

 

 

 

 

 

メダカのオスとメスの見分け方

 

メダカはオスとメスの判別が、見た目で容易に分かる魚です。

1番見分けやすいのが背ビレの切れ込みの有無で、オスは背ビレに切れ込みが有り、メスは背ビレに切れ込みが有りません。

オスのメダカの、背ビレの後ろ側に切れ込みがあるのが見えます。

オスのメダカ  背ビレの切れ込みが特徴

オスのメダカ 背ビレの切れ込みが特徴

メスのメダカには背ビレの切れ込みが有りません。

産卵時期で、お腹がパンパンに膨れています。

メスのメダカ  背ビレに切れ込みはなくお腹が大きい

メスのメダカ 背ビレに切れ込みはなくお腹が大きい

繁殖のためにはオスとメス両方が必要なので、見分ける必要があります。

複数匹購入すると、繁殖の確率も上がります。

 

◆POINT  

・オスの背ビレには切れ込みがある

・メスの背ビレには切れ込みがない

 

 

メダカの飼育環境について

 快適に卵を産んで暮らせるよう、メダカに適した環境を作らなくてはいけません。

 卵を産み付けやすいように、水草は多めに育てています。

環境を整えた幅50cmの水槽

環境を整えた幅50cmの水槽

【メダカの飼育に必要な物】

・水槽(すぐに増えるので幅が40cm以上の物がよい)

・水中フィルター(音が静かでオススメ)

・砂利

・水草

・メダカの餌

・メダカを捕獲するネット 

・ネットで保護された稚魚のスペース(後から追加、めちゃくちゃ使えます)

 

メダカの繁殖に水草は必須のアイテム。

メダカは朝方に卵を産んで水草に絡み付けるので、朝餌を与える時に注意して観察しましょう。

 

【親メダカの飼育の注意点】

砂利とフィルターには、水中の汚れを分解するバクテリアが付着し繁殖するので、両方を同時に洗浄又は交換しないようにします。 

水槽の水についても全部を交換すると水質が変化するので、2週間毎に3分の1づつ交換しています。もちろんカルキ抜きした水を使用します。

 

◆POINT

・隠れ家となる水草は多く入れる(産卵にも役立つ)

・水換えは2週間毎に3分の1の量まで

 

 

産まれたメダカの卵の仕分けについて

メダカが水草に産卵したら、卵の付着糸(水草に絡めてる糸)をピンセットでつまみ別に用意した水槽に移します。

砂利に落ちている卵は、稚魚用ネットで水流を作って浮かしすくい取ります。

そうしないと親メダカ達にタマゴが食べられてしまうのと、上手く産まれても稚魚はやはり親メダカに食べられたり、フィルターに吸い込まれたりします。

 

産まれたタマゴは全てが孵化する訳ではなく、1割くらいは無精卵だったり水カビに侵されたりして死んでしまいます。

 

孵化用の水槽は水しか入れません。水槽の代わりにポリ容器でもなんでも良いです。

ただし水カビが発生しやすいので、2日に1回は水を入れ替えます。

タマゴのうちは、水を全部入れ替えしても問題がありません。

 

親メダカから産まれたタマゴは約10日で孵化し、とても小さな稚魚になります。

 

【タマゴの仕分け作業に必要な物】

・ピンセット(2つあると作業が楽)

・スポイト (ゴミの除去等)

スポイト、ピンセット、稚魚用ネット

スポイト、ピンセット、稚魚用ネット

無精卵や死んでしまったタマゴがあると、近くのタマゴを道連れにカビてしまいます。

定期的にタマゴを仕分けして、健康なタマゴを守ります。

 

浅い容器にスポイトで少しだけ水を入れ、そこに卵の付着糸をピンセットでつまんで移すと仕分け作業がしやすくなります。 

白くなっているのが無精卵

白くなっているのが無精卵、ハッキリと区別できます

真ん中の白いタマゴは無精卵で、取り除かなければなりません。

すでに水カビが付着していて、放置すると他の卵にも広がっていきます。

 

タマゴの仕分け作業はピンセット2つ使用し、卵の付着糸を切り離し慎重に行います。

付着糸の切り離し作業

付着糸が絡みあっているのを切り離します

こちらはすでにタマゴの中に稚魚の目が見えます。仕分けは非常に細かな作業です。

 

無精卵や死んでしまったタマゴは潰れやすいですが、健康なタマゴは弾力があり結構丈夫に出来ているので潰れません。

この作業をしないと水カビが健康なタマゴにも移り、多くのタマゴが死んでしまいます。

 

◆POINT  

・産まれた卵を見つけたら、すぐに親メダカとは別の水槽へ

・無精卵は水カビ発生の原因になるので取り除く

 

 

産まれたメダカの飼育

産まれたばかりの稚魚は泳ぐチカラがなく、フィルターにも吸い込まれるので流れを作らない水槽で飼育します。

最初は水槽じゃなくても大丈夫。適当な透明な容器があれば飼育できます。

産まれて間もないメダカの稚魚

産まれて10日ほどのメダカの稚魚、まだカラダは透き通ってます

孵化して3日ほどで餌を食べ始めますが、小さなうちは餌を上手く食べれなくて死んでしまう個体が多いです。

 

しかし餌を食べるのが上手な、丈夫で活発な個体はどんどん大きくなります。

弱い個体が死んでしまうのは自然な事だと割り切って観察しましょう。

 

ただし水換えには要注意!!

メダカの稚魚は水質の変化にとても弱いので、水を換えるのは少しにします。

スポイトで水面の油膜を除去したり、底に溜まっているフンを取り除いて環境を整えます。

大量の水換えは、メダカの稚魚の全滅の危険があります!!

 

餌を食べるのが上手になってくれば、稚魚用の飼育セットを作って育てます。

スポイトでゴミを取りやすいよう、砂利は入れていません。

ただし汚れを分解するバクテリアが住めるよう、バクテリアの住処も入れています。

メダカの稚魚用の飼育水槽

メダカの稚魚用の飼育水槽

【稚魚の飼育に必要な物】

・水槽(幅20cmもあれば充分)

・水草(稚魚の隠れ家)

・稚魚用ネット

・メダカの稚魚用の餌

・酸素が溶け出す酸素発生剤

・水は孵化した容器の水をそのまま使用

 

稚魚はとても泳ぐのが下手なので、水槽内に流れが出来てしまうエアレーションや水中フィルターは使用しません。

 

親メダカと同じ色になった、産まれて約1ヵ月のメダカの稚魚

親メダカと同じ色になった、産まれて約1ヵ月のメダカの稚魚

あまり必要性は感じませんが、メダカの稚魚がどんどん増えているので、水に酸素が溶け出す酸素発生剤を念のため入れています。

 

稚魚も大きさに差があると大きな稚魚が小さな稚魚を襲うので、稚魚も水槽を分けなくてはいけません。

安いアクリルの水槽で良いので、いくつか用意する必要があります。

 

メダカの稚魚が親メダカの半分くらいの大きさになれば、親メダカと一緒の水槽に移す事が出来、ここまでくると繁殖成功と言えるでしょう。

 

◆POINT

・水質変化に弱いので水替えは少量に、スポイトでゴミを取り除く

・泳ぎが下手なので水流は作らない

 

 

使い勝手のよい厳選アイテム

途中から導入した、親メダカの水槽に装着できる稚魚の飼育スペース。

これが程よく水流も遮断してくれて、最高に使えます。

 

あまりメダカを増やしたくなく、同じ時期に産まれた一部の卵だけ保護して稚魚を育てる場合は、これひとつで大丈夫です。

親メダカの水槽に取り付けた稚魚用のスペース

親メダカの水槽に取り付けた稚魚用のスペース

数個あるメダカの稚魚の水槽の中でも、子メダカが一番元気に育っている感じがしてオススメできるアイテムです。

 

初心者でも繁殖に挑戦できるメダカの飼育。

メダカが増えて、育っていく様子を観察するのは楽しいものです。

次回はメダカの稚魚を親の水槽に入れるタイミングで、記事を書きたいと思います。